皆さんも地震には縦揺れと横揺れの二つがあることを御存知だと思います。そしてイメージとしては横に対する揺れよりも縦揺れの方が被害が大きくなりやすく、免震構造の住宅はそういった地震に対して作られていると考えてはいないでしょうか。
実は免震構造の住宅は縦揺れに対して効果があるものは今のところほとんど無いといわれていますし、そもそも備える必要も無いといわれています。これはもともと住宅は重力などの垂直方向に対する力に強く作られているため、これ以上強くすることが意味を成さないのです。
また、良く柱などが短くなっている映像などを見たことがあるかもしれませんが、これは横揺れによって柱に亀裂などが入り、結果折れてしまったために引き起こされるようです。
つまり地震による建物の破壊というのは横揺れが原因で起こることがほとんどなのだそうです。対して縦揺れの地震によって引き起こされるのは住宅などが浮き上がってしまうことで、これを防ぐために免震構造の住宅ではアンカーという装置をつけているそうです。
これにより建物の基礎などが浮き上がってしまうことを抑えて、建物の倒壊を防ぐのです。しかしこういった様々な危険から守ってくれる免震構造ですが住宅の中までは守ってくれません。
縦揺れに関して、具体的に言えば建物が浮き上がることを抑えることはできても、中の家具までは効果が無いのです。ですから地震に対する備えとして日頃から家具を壁などに固定しておくことは非常に重要なことだといえます。
特に地震による被害で多いのが家具の下敷きになってしまうというものです。大きな地震になるとテレビなどだけでなく、冷蔵庫や洗濯機、本棚やタンスなどが窓やふすまなどを破って飛んでくることが分かっています。
こういった大きな家具や家電が飛んでくるととても危険ですから、机やテーブルなども床に固定しておくことが望ましいです。現在では免震構造の住宅にする費用は少しずつ値段が下がってきているといわれています。
しかし、以前数百万円という規模のお金が必要になるためになかなか難しいものがあるかもしれません。しかしそれだけの効果を期待できるものでもあります。
地震国日本に住む以上、ある程度の備えは必要なのかもしれません。
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